はまぎん こども宇宙科学館  洋光台サイエンスクラブ
第15回 環境体験教室
『ルーペ式顕微鏡を作って「気孔」を見てみよう』 
~ 気孔の働きと光合成 ~
2016年10月29日(土)  10:00~12:00
 
 本年度第2回目の顕微鏡の製作と観察の講座は気孔の観察がテーマです。
 先ず光の主な性質とレンズの働きを、水を入れたペットボトル、水滴、大きさの異なるビー玉等の身近な素材で簡単に学んだ後、筒形顕微鏡を製作し、ユキノシタの葉裏を薄くはぎ取って観察しました。

 今回は、顕微鏡の形を従来の平板型(ルーペ式)から筒形に改善したのでピントが合わせ易く、観察が多少容易になったと思います。また、一度ピントを合わせると誰が見ても同じ画像が見られることや、スケッチ等も容易になったことと思います。ユキノシタは気孔が比較的見付け易いので、最初は戸惑っていた生徒達も最終的に気孔を観察できた時には思わず大きな声を上げていました。

 その後、気孔の仕組みと役割、光合成とは何か、また細胞とは何か、植物と動物の細胞の違い等を説明し、ノーベル生理学・医学賞が昨年、そして今年と2年連続で日本人の研究者に授与されましたが、何れも研究の基礎は顕微鏡による観察であることから、その研究内容を簡単に説明し、顕微鏡による観察の意義をお話いたしました。小学生には少し難しい内容ではないかとの懸念もありましたが、殆どの生徒達が丁度良かったと言ってくれましたので、大変安堵いたしました。また、顕微鏡は家庭で不要になったものを利用すること等の工夫次第で殆ど費用をかけずに色々な形態の物を独自に制作できるので、これに挑戦してみたいと言う生徒もいて、意を強くいたしました。

 最後に、至らない点をカバーして下さった講師の皆さんに甚なる謝意を呈します。

                                               報告:講師 石井 榮

                                            
          
   
顕微鏡の仕組みを解説

水滴でも文字が大きく見えるんだ

   
ステージの製作はちょっと大変  ピントが合って、見えた見えた!