はまぎん こども宇宙科学館  洋光台サイエンスクラブ
第24回 環境体験教室
『ルーペ式顕微鏡を作って「気孔」を見てみよう』 
~ 気孔の働きと光合成 ~
2017年(平成29年)11月18日(土)  10:00~12:00
 
 今年度2回目の顕微鏡の自作と植物の観察は、気孔や細胞を観察することと、気孔の働きを知ることががメインテーマです。今回はレンズホルダーを黒い厚紙で、ステージは特注して製作して頂いた紙管を使用したため、堅牢で扱いやすく、しかも表面には生徒が独自に好みの細工を施すことができるものにしました。
 
 現在、地球上に存在する殆ど全ての生物は空気、換言すれば酸素が無ければ生きていくことができません。酸素の供給源は植物ですが、植物は光のエネルギーと根から吸い上げた水と、空気中の二酸化炭素だけで酸素を製造し、デンプンやショ糖等の栄養分を造り出しています。この作業を人間が行うとなると、莫大なエネルギーや資材、設備と知恵を駆使しなければなりませんが、植物はいとも簡単にやってのけることを学びました。
 このように、黙々と働き続ける植物は、世界最先端の省エネ・省力・省資源の化学工場であり、不思議と知恵と驚きに満ちた素晴らしい存在であることも学びました。

 今回参加された生徒達は、これまでの顕微鏡の教室に何回か参加された方や、かなり知識レベルが高い生徒、自宅に顕微鏡を持っている生徒も数人いました。2時間の授業中は全く休憩を取ることもなく、生徒達は顕微鏡の製作と細胞や気孔の観察に没頭していました。顕微鏡の制作中にレンズホルダーから球レンズが抜け出る等のトラブルもありましたが、無事終了できたことは、講師各位の適切なアドバイスの賜物であり、深甚なる謝意を呈します。

                                                報告:講師 石井 榮

                                            
          
   
最初は光の性質を学んで・・・・・

ペットボトルもレンズになるんだね

   
自作した顕微鏡で気孔が見えたよ  ムラサキゴテンの細胞ってきれいね