平成30年度 「はまぎん こども宇宙科学館」 環境体験教室
『手作り顕微鏡を作ってミクロの世界をのぞいてみよう(花粉編)』 
2018年(平成30年)6月23日(土)  10:00~12:00
 
 今年度第1回目の手作り顕微鏡の教室は花粉を観察しました。
 最初に光りの直進、反射、屈折の性質について学んだ後、小さな物を拡大して見るために、どんなものが役立つのかをクイズを交えて考えました。ルーペ、水を満たしたペットボトル、ビー玉、水滴等が役に立つことを実験で確認しました。
 更に、凸レンズの像の結び方。特に今回制作する顕微鏡は単レンズ顕微鏡であることを考慮して、焦点距離よりレンズ側に物体を置いた時の像の結び方に力点を置いて学びました。この後、顕微鏡に使用する球レンズを装着したレンズホルダーとプレパラートを自分達の手で製作しました。
 
 自分で製作した顕微鏡を使って観察した試料は、タチアオイ及び昼咲き月見草の花粉ですが、授業がスムーズに進行したので、特別にムラサキツユクサのオシベの毛の細胞の観察にも挑戦しました。

 観察終了後は、花粉とは何か。植物がテリトリーを拡大するための戦略について解説しました。特に、花粉の散布方法の内、自然の風や昆虫、或いは鳥が媒介するものについて解説しました。

 今回は時間の許す限り、保護者の皆様にも予め作製したサンプルのプレパラートを中心に観察して戴きました。家庭から排出される廃棄物を利用して顕微鏡が製作できることをお話ししたところ、是非挑戦してみたいとの意欲的な共感を得ることが出来ました。

 今回の授業では、参加した児童全員が首尾よく所期の目的を達成できたことは、偏に講師諸氏のお陰であり、深く感謝いたします。
 
                                                報告:講師 石井 榮 
                                            
          
   
ムラサキツユクサのオシベの毛の細胞は?

花粉の採取はちょっと難しいかな・・・

   
わァ~、見える見える!  今日見たものは・・・