平成30年度 「はまぎん こども宇宙科学館」 夏休み特別企画 自由研究ラボ 環境自由研究
『種グライダーをつくって飛ばそう』 ~植物繁殖の不思議を知る~
2018年(平成30年)8月16日(木)  13:30~15:30
 
今回のメインテーマは、自ら動くことができない植物が、テリトリーを拡大するためにどの様な戦略を
  駆使しているかを学ぶことです。

 ①始めに、植物がその生息域を広げるためにどのような方法を採っているかを皆で考えました。
   自然の力を利用して種を飛ばすアルソミトラやニワウルシの種等の模型を使用して、形の違いに
   よる飛び方の違いを解説しました。
 ②予め薄くスライスした軽量の発泡材等の素材を使用して、アルソミトラの模型を作って飛ばし、
   エネルギーが不要な物体がうまく滑空するための形や重心の位置の重要性を学びました。
   その後で、折り紙でも推力を与えることなく滑空することを実感してもらいました。   
 ③カエデのタネの模型を作って飛ばし、これが螺旋を描きながら落下する様子を確認して、この原理
   が新しい風車の開発のヒントになっていることを説明しました。
 ④植物は自然の力だけではなく、私達人間を始め色々な動物達を利用してその生息域を広げている
   ことを、映像を基にクイズ形式で考えてもらいました。
 ⑤私達人間は、地球上の生物としては最も後輩であることを再認識し、先輩である自然の動植物が
   40億年の進化の歴史の中で獲得してきたその驚くべき知恵や巧妙な仕組み等を、現代の科学技
   術や生活に応用する生体模型について、その実例を参照しながら理解を深めました。
 
  講師を務めて戴いた方々に、改めて深甚なる謝意を表します。

                                              報告:講師 石井 榮

                                            
          
   
 アルソミトラはこのように飛びます

重りの位置はこれでいいかな?

   
さあ、飛ばしますョ~!  痛くない注射針と蚊の吸血メカニズム