平成30年度 「はまぎん こども宇宙科学館」 環境体験教室
『水飲み鳥を作ろう』  ~植物の知恵から水の不思議を知ろう~
2018年(平成30年)9月8日(土)  10:00~12:00
 
 モーターもバネも無く、外部エネルギーの補充なしに長時間動き続ける「水飲み鳥」は永久機関であると騒がれ、アインシュタインも来日した際にこれを見て驚いたという逸話があり、テレビや映画に何度も登場した昔懐かしい人気キャラクター「水飲み鳥」の工作実験です。

 今回は、水を飲む動作の応答時間を短縮するために材料を変更し、サンプルを作って実験を繰り返した結果、応答が早くなり、30秒台から90秒くらいで水飲み動作を繰り返すことを確認しました。この結果に自信を持って授業に臨みましたが、サンプルを持参することを忘れるという失態を演じてしまいました。

 参加者の皆さんは、水を飲む動作の決め手になる重心の位置を調整する作業に四苦八苦していましたが、繰り返し水を飲み始めると、時計とにらめっこしながら見入る姿にホッとしました。水を飲む動作が最も早い水飲み鳥は30秒間隔で繰り返し水を飲んでいました。
 水飲み鳥が水を飲む度に、水が入ったお皿の縁をコツン、コツンと繰り返し叩く音を楽しんでいました。この音は、今ではあまり見かけなくなった「鹿脅し」を連想させることを保護者の皆さんにお話して多くの共感を得ました。
 
 その後、何故水を吸い上げて同じ動作を繰り返すのか?植物が高い所まで水を吸い上げることが出来るのは何故か?その答えとなる毛細管現象や水の三態等、子供達には少々難しいことを解説しました。

 この授業に貢献された講師諸氏に感謝申し上げます。

                                              報告:講師 石井 榮
                                            
          
   
 水飲み鳥の作動原理を解説します

作動重心の位置を調整します

   
水飲み鳥が完成  水飲み鳥の動作を見つめる