平成30年度 「はまぎん こども宇宙科学館」 環境体験教室  
伝統工芸の「紙すき」を体験してみよう
~植物が温暖化防止に果たす役割を学ぼう~
2018年(平成30年)10月27日(土)  10:00~12:00
 
1.紙の多くが木から作られ、それらの木の一部は熱帯樹林を形作っていますので、紙を沢山消費する
  と熱帯樹林を減少させ、温暖化を促進してしまうことになります。
   木材の代わりに「ケナフ」と言う一年草の植物から紙を作ることは、熱帯樹林を保護し、温暖化の
  防止に役立つことになります。
2.紙を作る方法の一つに日本の伝統的な「紙すき」があります。
   和紙の原料の一つである楮(こうぞ)は、その年に成長した部分だけを使用するので楮が枯渇する
  ことなく、環境保護に配慮した伝統工芸であることを説明しました。
   また、DVDの映像により、ケナフの育て方や「紙すき」の方法等を学び、こうして作ったハガキは実
  際に郵便はがきとして使えることを説明しました。
3.パワーポイントで作成した資料を用いて「ケナフ」の可憐な花を紹介すると共に、紙の微細構造が
  どのような状態になっているかを説明しました。
4.生徒達は自分で実際に紙をすき、ハガキを2枚作りました。保護者の方々にも「紙すき」を体験して
  もらいました。紙をすいて作ったハガキを立てて飾ることができる簡単なハガキ立ても厚紙で作りま
  した。
5.最後に、紙は繊維が絡み合って出来ている様子を顕微鏡で観察してもらいました。また、紙は水に
  濡れると繊維がバラバラになってしまうので弱くなることも勉強してもらいました。
6.「ケナフ」で作られた様々な製品を展示し、「ケナフ」は紙だけでなく、絨毯や壁紙にも使われることを
  見てもらいました。

  この教室で「紙すき」を手伝って下さったスタッフの方々に感謝いたします。ありがとうございました。

                                            報告:講師 荒谷 輝正

                                            
          
   
DVDの放映による授業風景

紙すき体験の様子

   
親子ですき込むキャラクターを選ぶ  手すきのハガキに郵便番号枠のスタンプを押す